あをによし奈良～珠浄寺で古都に思いをはせる3日間

奈良時代前半、敬寿元年に泰平天皇が皇后の病平癒を祈願して十条山の中腹に建てたのが珠浄寺の起源です。平安時代には貴族が花見をかねて詣でたともいわれる奈良随一の景勝地を訪れます。

・満月の夜に境内の「蛍ヶ池」で開催されていたという歌会が、ツアー初日の夕刻より再現されます。女性の参加者には、奈良時代の装束「唐衣」（からぎぬ）を着用していただきます。

・珠浄寺宝物殿に収蔵されている敬寿年間の貴重な美術工芸品約120点を、特別にご覧いただきます。特に、戦後は昭和46年の1度のみと、まれにしか公開されない「犬山伏（いぬやまぶし）の厨子（重要文化財・奈良時代）」は、ご覧いただけるまたとない機会です。

・今年は33年に1度の「珠浄阿弥陀如来（国宝・奈良時代）」御開帳の年にあたります。珠浄阿弥陀如来像の優美なお姿をぜひ間近でご覧ください。

※境内では、小さなお子様は保護者の方と手をつないでご観覧ください。
※写真撮影は係員の許可のもとで行ってください。